複素対数関数
複素対数関数の定義
複素数 \(w\neq0\) に対して、方程式 \(e^z=w\) の解を
と書き、\(w\) の対数という。
任意の複素数 \(z\neq0\) に対して
で定まる多価関数を複素対数関数という。
複素対数関数の主値
任意の複素数 \(z\neq0\) の偏角の主値を \(\operatorname{Arg}z\) とするとき
を \(\log z\) の主値という。
偏角の主値としては \(-\pi\lt\operatorname{Arg}z\le\pi\) がよく用いられる。
主値を用いると、複素対数関数は
と書けます。
複素対数関数の計算
例題を解いてみましょう。
次の複素対数関数の値と、その主値を求めよ。 ただし、偏角の主値範囲は \(-\pi\lt\operatorname{Arg}z\le\pi\) とする。
- \(\log 1\)
- \(\log(-1)\)
- \(\log i\)
- \(\log(1+2i)\)
演習問題