例外処理(try文)

例外の例

例外には次のようなものがある。

例外名内容
NameError変数などの名前を定義する前に使用した
TypeError期待した型と異なり、演算ができない
ValueError演算子や関数が適切でない引数を受け取った
ZeroDivisionError数値を0で除算した

try文の記述方法

try文は次のように記述する。

try:
    例外が発生するかもしれない処理
except 例外名:
    指定した例外を検出したときに実行したい処理
else:
    例外が発生しなかったときに実行したい処理
finally:
    どのような場合も実行したい処理

exceptの例外名をExceptionとすれば、すべての例外を検出できる。

例外を起こす(raise文)

例外を起こすにはraise文を使う。raise文は次のように記述する。

raise 例外名("メッセージ")