集合の演算
共通部分と和集合
集合 \(A,B\) に対して
を \(A\) と \(B\) の共通部分(積集合)という。
集合 \(A,B\) に対して
を \(A\) と \(B\) の和集合という。
特に、\(A\cap B=\phi\) のとき、和集合 \(A\cup B\) は
と書き、\(A\) と \(B\) の直和(非交和)という。
差集合と補集合
集合 \(A,B\) に対して
を \(A\) と \(B\) の差集合という。
全体集合 \(U\) があり、その部分集合 \(A\subset U\) に対して
を \(A\) の補集合という。\(\overline{A}\) とも書かれる。
ド・モルガンの法則
全体集合 \(U\) の部分集合 \(A,B\subset U\) に対して、次が成り立つ。
- \((A\cup B)^c=A^c\cap B^c\)
- \((A\cap B)^c=A^c\cup B^c\)